2026.04.19

建売と注文住宅どっちがいい?200棟建てたプロが本音で答える

建売と注文住宅、結局どっちがいいのか?

「建売と注文住宅、どっちを選ぶべき?」。マイホームを検討する方なら、誰もが一度は悩むテーマです。

この質問に答える上で、少し変わった立場からお話しさせてください。当社代表は元大手ハウスメーカーのトップ営業マンとして、注文住宅を200棟以上手がけてきました。注文住宅の素晴らしさを知り尽くした上で、自分自身の家は建売住宅を選びました。その理由も含めて、本音で比較します。

建売住宅と注文住宅の違いを5つの視点で比較

①価格:建売が圧倒的に有利

群馬県での平均的な価格差は、同じ延床面積で1,000万〜2,000万円です。注文住宅が3,500万〜5,500万円(土地代込み)であるのに対し、建売住宅は2,000万〜3,500万円が中心です。この差額の主な理由は、建売メーカーのスケールメリットによる資材・施工コストの削減にあります。

②自由度:注文住宅が圧倒的に有利

間取り・デザイン・素材・設備をすべて自分の好みで選べるのが注文住宅の最大の魅力です。「こだわりの家を建てたい」という方には、注文住宅以外の選択肢はないでしょう。一方、建売住宅はすでに完成(または設計済み)のため、自由度は限られます。

③入居までの期間:建売が有利

注文住宅は土地探しから設計・施工まで、通常1年〜1年半かかります。建売住宅は完成済みであれば1〜2ヶ月で入居可能。「4月の新学期に間に合わせたい」「転勤までに引っ越したい」など、スケジュールに制約がある方には建売が向いています。

④品質:大きな差はない

建築士として断言しますが、現在の大手パワービルダーの建売住宅は、品質面で注文住宅に劣ることはありません。住宅品質確保促進法により全新築住宅に10年保証が義務づけられ、第三者検査も実施されています。

⑤資産価値:ほぼ同等

「注文住宅の方が資産価値が高い」と思われがちですが、FPの視点からいえば、住宅の資産価値は立地に大きく左右されます。同じ立地であれば、建売も注文も建物の資産価値の減少スピードに大きな差はありません。

元注文住宅トップ営業が建売を選んだ理由

当社代表が建売住宅を選んだ最大の理由は、「浮いた1,000万円以上の使い道」にありました。

注文住宅で理想の家を建てることもできましたが、1,000万〜1,500万円の差額があれば、子どもの教育費、家族旅行、将来の資金準備など、人生全体の満足度を高めることに使えると判断したのです。

注文住宅の良さも建売の良さも知り尽くしたプロだからこそ、「家はあくまで人生の一部」という冷静な視点で判断できました。

建売と注文住宅、こんな方にはこちらがおすすめ

建売住宅がおすすめなのは、コストパフォーマンスを重視する方、早く入居したい方、住宅以外にもお金を使いたい方、間取りやデザインに強いこだわりがない方です。

注文住宅がおすすめなのは、間取り・デザインにこだわりたい方、予算に余裕がある方、家づくりのプロセスそのものを楽しみたい方、土地をすでに所有している方です。

まとめ

建売と注文住宅の選択に「正解」はありません。大切なのは、住宅費だけでなく人生全体のお金の使い方を考えて判断することです。200棟の注文住宅を建てたプロが建売を選んだ事実が、一つの参考になれば幸いです。

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