2026.04.29
住宅ローンは変動と固定どっち?FPが教える2026年の選び方
変動金利と固定金利、結局どっちがいい?
住宅ローンを組む際に誰もが悩むのが、「変動金利と固定金利、どっちを選ぶべきか」という問題です。
これに対する唯一の正解はありませんが、FPの視点から判断基準をお伝えすることはできます。ご自身の状況に合った選び方を、具体的な数字とともに解説します。
変動金利と固定金利の基本的な違い
変動金利とは
半年ごとに金利が見直される住宅ローンです。金利が低い時期には返済額が少なくなりますが、将来金利が上昇すると返済額が増えるリスクがあります。2026年4月現在、主要銀行の変動金利は年0.3〜0.8%程度です。
固定金利とは
借入時の金利が完済まで変わらない住宅ローンです。将来の金利上昇リスクがない代わりに、変動金利より高い金利が設定されています。フラット35の場合、2026年4月現在で年1.5〜2.0%程度です。
3,000万円を借りた場合のシミュレーション
35年ローンで3,000万円を借りた場合を比較してみましょう。
変動金利0.5%の場合、月々の返済額は約77,900円、35年間の総返済額は約3,270万円です。固定金利1.8%の場合、月々の返済額は約96,300円、35年間の総返済額は約4,044万円です。
月々の差は約18,400円、35年間の総額差は約774万円になります。この差をどう考えるかが判断のポイントです。
FPが教える選び方の判断基準
変動金利が向いている人
繰り上げ返済を積極的に行う予定がある方、世帯年収に余裕があり金利上昇に耐えられる方、借入期間を短く設定できる方には変動金利が向いています。金利上昇リスクを許容できる方は、変動金利の低さを活かすことで総返済額を大幅に抑えられます。
固定金利が向いている人
毎月の返済額を確定させたい方、金利の変動に精神的なストレスを感じる方、教育費などの出費が重なる時期を見据えている方には固定金利が向いています。将来の返済額が確定しているため、ライフプランが立てやすいのが最大のメリットです。
ミックスローンという選択肢
変動と固定を組み合わせる「ミックスローン」も選択肢の一つです。たとえば借入額の半分を変動、半分を固定にすることで、リスクを分散させることができます。
仲介手数料無料で浮いた100万円の活用
仲介手数料の約100万円を頭金に上乗せすれば、借入額を減らすことができます。3,000万円の借入が2,900万円になれば、35年間で約25万〜50万円の利息削減になります。金利タイプの選択と合わせて、トータルの支払いを最適化しましょう。
まとめ
住宅ローンの変動・固定の選択は、ご自身の年収・ライフプラン・リスク許容度によって判断しましょう。どちらが正解ということはなく、自分の状況に合った選択が最善の答えです。
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