2026.05.11
持ち家vs賃貸|FPが計算で比較する生涯コスト
持ち家と賃貸、結局どっちが得なのか?
「持ち家と賃貸、どっちが得か」。これは住宅購入を検討する方が必ず一度は考える永遠のテーマです。ネット上には「持ち家派」と「賃貸派」の両方の意見が溢れており、正直なところ混乱する方が多いのではないでしょうか。
FPの資格を持つゼロ円仲介の代表が、感情論ではなく具体的な数字で比較します。特に群馬県高崎市で住宅を購入した場合のシミュレーションを中心に、それぞれのメリット・デメリットを整理します。
50年間の生涯コストで比較
持ち家の場合(高崎市・新築建売)
物件価格2,500万円、35年ローン(変動金利0.5%)、頭金なしで計算します。月々の返済額は約64,900円、35年間の総返済額は約2,726万円です。これに固定資産税(年間約10万円×50年=500万円)、修繕費(50年間で約500万円)、火災保険(約100万円)を加えると、50年間の総コストは約3,826万円になります。
ただし、35年でローンが完済した後は、月々の住居費は固定資産税と修繕費のみになります。老後の住居費負担が大幅に軽減される点が持ち家の大きなメリットです。
賃貸の場合(高崎市・2LDK〜3LDK)
高崎市の2LDK〜3LDKアパートの家賃は月5万〜8万円が相場です。仮に月6.5万円の家賃で50年間住み続けた場合、更新料(2年ごとに1ヶ月分)を含めた総コストは約4,063万円になります。
賃貸は初期費用が少なく身軽ですが、50年間ずっと家賃を払い続けるため、長期的には持ち家よりも総コストが高くなるケースが多いです。さらに老後も家賃を払い続ける必要がある点が最大のリスクです。
資産価値の視点
持ち家は「資産」として残りますが、建物の価値は年々下がります。木造住宅の場合、建物の評価額は約20〜25年でほぼゼロになります。ただし、土地の価値は残ります。高崎市の場合、土地の価格は比較的安定しているため、30坪の土地が600万〜1,000万円程度の資産として残ると想定できます。
一方、賃貸には資産が一切残りません。50年間で4,000万円以上支払っても、何も手元に残らないということです。
ライフステージごとのリスク比較
若い時期(20〜40代)
賃貸の方が転勤や転職に柔軟に対応でき、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えやすいメリットがあります。持ち家は「住み替えにくい」点がデメリットですが、群馬県の場合は物件価格が安いため、万が一売却する場合のリスクも限定的です。
中年期(40〜60代)
住宅ローンの返済が進み、持ち家のメリットが徐々に大きくなる時期です。一方、賃貸は家賃が上がるリスクがあり、更新のたびに不安を感じる方もいます。
老後(60代以降)
持ち家の最大のメリットが発揮されるのがこの時期です。ローン完済後は住居費がほぼゼロになり、年金だけでも生活しやすくなります。賃貸の場合、高齢者が新規に賃貸契約を結ぶのが難しいケースが増えており、これは見過ごせないリスクです。
群馬県ならではの持ち家メリット
群馬県、特に高崎市で持ち家を購入する場合、以下の点で賃貸よりも圧倒的に有利です。物件価格が2,000万円台と安いため、月々の返済額が賃貸の家賃と同程度になること。駐車場代が無料(敷地内に確保できる)であること。庭や収納スペースが広く、子育てに適した環境であること。仲介手数料を無料にすれば初期費用も抑えられること。
まとめ
群馬県高崎市での比較では、50年間の生涯コストは持ち家の方が約200万〜400万円安く、土地という資産も残ります。特に老後の住居費リスクを考えると、群馬県で新築一戸建てを購入することは非常に合理的な選択です。
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