2026.05.17

両手取引とは?仲介手数料の仕組みと消費者への影響

「両手取引」とは何か?知らないと損をする不動産の仕組み

不動産取引には「両手取引」と「片手取引」という2つの形態があります。この違いを知らないまま家を買うと、知らず知らずのうちに不利な取引をしてしまう可能性があります。元大手ハウスメーカーのトップ営業であるゼロ円仲介の代表が、両手取引の仕組みとそのリスクをわかりやすく解説します。

両手取引の仕組み

両手取引とは、一つの不動産会社が売主と買主の両方の仲介を兼ねる取引のことです。この場合、仲介会社は売主と買主の双方から仲介手数料を受け取ります。3,000万円の物件であれば、売主から約100万円、買主からも約100万円、合計約200万円の報酬です。

片手取引の仕組み

片手取引とは、売主側と買主側で異なる不動産会社が仲介する取引です。各社はそれぞれの依頼者(売主または買主)からのみ手数料を受け取ります。ゼロ円仲介はこの片手取引の形態で、売主側からのみ手数料を受け取り、買主様の手数料を無料にしています。

両手取引の何が問題なのか

両手取引の最大の問題は「利益相反」のリスクです。売主は「できるだけ高く売りたい」、買主は「できるだけ安く買いたい」。この正反対の利害を、一つの仲介会社が同時に代理するのは構造的に無理があります。

たとえば、買主が値引き交渉を依頼した場合、両手取引の仲介会社は売主の味方にもなる立場にあるため、積極的に値引き交渉をしてくれない可能性があります。なぜなら、値引きに成功すると仲介手数料の基準となる売買価格が下がり、自社の報酬も減るからです。

両手取引は違法ではないが…

日本では両手取引は法律で禁止されていません。アメリカなど一部の国では禁止されていますが、日本の宅地建物取引業法では認められています。ただし、法律で認められているからといって、消費者にとって有利とは限りません。

消費者が身を守るための3つのポイント

①取引形態を確認する

物件を紹介してもらう際に、「この取引は両手ですか?片手ですか?」と確認しましょう。媒介契約書にも記載がありますので、確認してください。

②買主側の立場で動いてくれる仲介会社を選ぶ

ゼロ円仲介のように、買主側専門の仲介会社であれば、利益相反のリスクがなく、買主の利益を最優先に行動できます。

③値引き交渉の結果を比較する

複数の仲介会社に同じ物件の仲介を依頼し、値引き交渉の結果を比較するのも一つの方法です。

まとめ

両手取引は利益相反のリスクがある取引形態です。買主として最大限の利益を守るためには、取引形態を理解し、買主側の立場で動いてくれる仲介会社を選ぶことが重要です。

ゼロ円仲介では、群馬県の新築一戸建てを仲介手数料無料でご紹介しています。建築士・FP・宅建士の三資格を持つ代表が、物件選びから住宅ローンまでトータルでサポートいたします。

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